横尾渉という人
5/16は私の自担の一人・Kis-My-Ft2の横尾さんのお誕生日でした。
まだここでは全然語っていないのですが、私の場合、ジャニーズに2人担当がおりまして。
一人はKAT-TUNの亀梨さん。もう一人が彼です。
(そのあたりの話はまた今度詳しく書こうと思います)
30歳ですか!
あらま、年月の経つのは早いですね。
元々、黙っていると最年長のウルトラベビーフェイス・北山さんと並ぶと一個違いとは思えない落ち着き感を払っている感じがするのですが、どこかでスイッチが入ると、末っ子三男坊のおちゃらけた素顔を見せてきます。
私、大概どんなタイプの人も大体こんな感じかな〜っていう予想がつく方なのですが、
彼は本当に読めない。ミステリアス。いや、摩訶不思議?
基本的に行動が想像のあさって方向を突き抜けていく人だと思うので、びっくりさせられてばかりです(笑)
デビュー当時から最初の1〜2年は所謂前の3人・後ろの4人の後者の方にいて、おそらく一番影薄い、というか出番が少ないというか、そういう人でした。
ソロパート?なにそれ、美味しいの?ぐらい。縁程遠し。
(結成当時は年齢的にも前列にいたのだそうだけど(^^;))
その後、4人が舞祭組という場所を中居さんから戴いて、それぞれが出ていける機会が増えて、4人のまだ表には出ていなかった個性がテレビとかに出てくるようになって、3人も頑張らなきゃと意識するようになったり。
グループは、やっぱりメンバー全員それぞれが支えあって、切磋琢磨して、伸びていくものなんだと思いました。
そんな中、横尾さんは音痴、踊れない、滑舌悪い、一見するとどうしてアイドル、というか芸能界に入った?ぐらいの様々な要素が表に出てきてしまったのだけど。
ここでも彼は私の想像の遥か遠い、予想外の反応を見せてくれたのでした。
…そうですけど、それがどうしましたか?と。
…開き直っちゃたかー!orz
もしここだけ切り取ると、私はもしかしたらなんなの?この人。って思っちゃうんだろうな。
でも裏を返すと、すごいなあと思うんです。
欠点と思われるところを公に指摘されると、多少なりとも凹んだり、萎縮したりするものだと思うのに、彼の表情は清々しい程にそれを感じさせないのです。
個性がなくって困る、本当は自分に自信がない、そんな事が囁かれるようなこのご時世、ここまでぶれない心を持っている彼は逆を返せばなかなかの素敵なハートの持ち主だと思えてくるのです。
師匠と呼ばれ、時に「勇気と元気と自信を持って」そう言って自分を奮い立たせながら
その時の精一杯のパフォーマンスを自分なりにこなす。彼なりの、とびきりの全力で。
私が思う、彼の好きなポイントはそこにある。
そして、そのぶれない強いハートが、横尾渉を芸能界に留めさせてくれているのかもしれないです。
一方で、彼にはコツコツと地道に積み上げる、忍耐強さ(もしかしたら本人はそう思ってないかもしれないが)という武器がある。
今、彼は念願のレギュラー番組を持っている。念願だった動物関連の番組。
ずっとやりたい、って言い続けて、でも口で言うだけでなく、ちゃんと資格取ったり、
勉強してきたものね。
いつかその目標を叶えるぞ、と。
素敵なファンの方のお力添えもあって、それが現実になって。
番組で俳句を作る事になり、一から本を見て勉強して、先生から合格レベルのお褒めの言葉を戴いて、以後呼んで頂けるようになったり。
喋るのは苦手でも、メールの文章で女性の心をぐっと掴んだり。
プロの人にも褒めてもらえるような栄養価と内容の充実した料理の腕前を見せて、絶賛されたり。
そんな積み重ねがあって、ちゃんと横尾渉をアピールできている。
実はとっても努力の人でもあるのです。
自分は立ち位置にはこだわらない。
好きな人から見たら、どこに映っていても真ん中。
センターにだってなるんだよ、と。
いつか本で語っていた彼なりのグループ論。
実は賛否両論あるのですが、私はプラスに捉えています。
一つの角度からじゃなくて、俯瞰で客観的に物事が見れる。
こういう視点がメンバーの誰かにいたら、グループはもっと深みを増して、
どんな形にも伸びていけるんじゃないかと思います。
そんな横尾さん。
いや、普段はワッターと呼んでいるんだけど(今更のカミングアウト(苦笑))
本当におめでとう。
色々あったけど、ずっと歩き続けてくれてありがとう。
それだけで感謝してます。
華やかというよりはシンプルで、アイドルらしからぬスペックで、びっくりさせられる事もあるけれど。
実はメンバーの事もグループの事もよく見ていて、愛情の深い、努力家。
きっと大器晩成型であろう彼が積み重ねていく、今後の活躍を。
また引き続き見守っていきたいと思います。
健康に気をつけつつ、自分の色を重ねて、素敵な30歳の良き1年になりますよう願っています。